地震の揺れを95%軽減 制震ダンパー「MIRAIE」

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耐震だけではなく+制震という選択肢を。

ご家族が暮らす大切な住まいを守る地震対策は、耐震だけで安心だとは言い切れません。 地震の揺れを吸収する制震ユニットMIRAIE「ミライエ」は、 住まいの持つ耐震性を損なうことなく新たな性能を加え、 本震だけでなく繰り返し来る余震にも強い家づくりをご提案いたします。

MIRAIEってなに?動画3分でご紹介!

備える。

いつか来る、地震に備える。余震に備える。

わたしたちの住む日本は、世界のなかでも地震が多く起きる島国です。
気象庁の発表によると、2018年の日本国内における震度1以上の地震は2179回、震度5以上の大きな地震も11回発生しています。

2000年に施行された新しい耐震基準の住宅は、震度6強クラスの大きな地震でも、1回では倒壊しないように計算されています。

しかし、この耐震基準は、本震から住宅を守ることを想定しており、その後の余震までは考慮されていません。 もし本震で柱や壁などの構造躯体がダメージを受けていれば、それに続く余震の規模や回数によっては倒壊する可能性も高まります。 また、屋根、外壁、窓ガラス、内装などの被害状況によっては、生活できなくなることも考えられます。

熊本地震の余震回数

抑える。

余震による、家の損傷を抑える。

あなたのお住まいは耐震だけで安心・安全ですか?

耐震

柱・梁・壁などの強度で地震に対抗する。
揺れに「耐える」地震対策

耐震

建築基準法にも定められている、近年の新築住宅なら標準的保持している性能です。 建物の強度を上げる地震対策ですが、建物が地震エネルギーを全て受け止めて耐えようとするため、 構造躯体へのダメージが大きく、余震や別の地震の際に本来の性能を発揮できない可能性があります。

制震【MIRAIE】

揺れを吸収する装置で地震に対抗する。
揺れを「制御する」地震対策

制震【MIRAIE】

地震エネルギーを吸収するシステムです。建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージが軽減されます。 また、別の地震対策の一つである免震システムと比較し、低コストで導入できることも魅力です。

※地面と建物の間に設置し、揺れを極力伝えないシステム

+

安心安全な住まいをより多くの方に。
「木造住宅用制震ユニット」ミライエの特徴

Point01

Point01

高減衰ゴムが地震のエネルギーを
瞬時に熱エネルギーに変換

Point02

Point02

繰り返し伸縮できるゴムの特徴を
活かした高いエネルギーの吸収性能

Point03

Point03

高減衰ゴムを強固に接着。
90年(※2)経過しても性能がほとんど変わらず効果を発揮

Point04

メンテナンス性

制震効果が90年持続。一度設置すれば、点検や部品交換などメンテナンスが一切不要です。
お子さま、お孫さまの代まで安心が続きます。

地震の揺れを熱に変えて吸収・発散する「高減衰ゴム」。

「伸び縮みする」ゴムの耐久性を生かし、長期に渡り本震・余震に対して繰り返し効果を発揮します。 90年間メンテナンス不要なので、手間もかからず、エネルギー吸収材に最適な素材です。

Point04

工事って大変なの??

1階に4ヵ所設置するだけで制震効果あり

1階に4ヵ所(※3)設置するだけで
制震効果有り

X方向、Y方向に、ダンパーが作用するよう設置。
1階だけの設置で十分な制震効果が得られます。
また、間取りを考慮しながら、側端部配置と中央部配置という2種類の配置位置が選べます。
免震システムと比較し、低コストで導入いただけます。

※3 延べ床面積140平米(m2)以下の平屋、及び2階建ての住宅の場合、ただし多雪地は除く

震度7 緊急地震速報と
地震波到達シミュレーション

熊本地震レベルの揺れに
「MIRAIE」は耐えられるのか?
耐震等級3相当の建物とで実験!

結果

制震ユニット「MIRAIE」は
地震の揺れ幅を最大95%(※4)低減
さらに繰り返し起こる地震にも
力を発揮しました!

熊本地震級の揺れを再現した振動台実験で建物の上層と下層の揺れ幅(層間変位)を測定した結果、 MIRAIE装着の場合は31.1mm、MIRAIE非装着で630.2mm以上という結果が得られました。 これによりMIRAIE最大95%の揺れ幅を低減することが実証されました。

※4 住友ゴムの2017年大振動台実験結果による

1階上部の層間変形量の最大地
建物の層間変位

日本全国で同じ制震技術が使われています!

2016年 熊本城天守閣の
耐震改修工事に採用

熊本城大天守

熊本地震でMIRAIEが半壊全壊ゼロの実績を受け、2017年2月10日から着工している熊本城天守閣の耐震改修工事に、 住友ゴムの制震ダンパーを採用することが決定し、大天守の最上階、小天守の最上階に設置されました。
大天守最上階(6階)の柱上部と梁を方杖(ほうづえ)状に連結して取り付けられました。 筋交いのように全体を使うことなく開放感のある空間を確保できます。

※ミライエ公式HP参照

2007年 京都にある東本願寺の
制震補強工事に採用

東本願寺 御影堂門

世界最大級の木造建築として知られる京都・東本願寺。
その制震補強工事に、MIRAIEと同じ制震技術が採用されています。
2007年から御影堂、大谷祖廟、総合案内所、御影堂門に納入。 長期の性能安定性だからこそ、大切な文化財の実績を損なわない、補強・改修を可能にしています。

100年の歴史を重ねる住友ゴムの実績

近代ゴム発祥の記念碑

近代ゴム発祥の記念碑

自動車タイヤ国産第1号

自動車タイヤ国産第1号

1909年に日本初の近代ゴム工場として創業した住友ゴム。 価値ある商品を開発し、社会に貢献するという考えから、変革と挑戦を続けてきました。 木造住宅用の制震ダンパーも多くの企業に支持され、供給しています。 その住友ゴムが自社ブランドの制震ダンパーとして開発したのがMIRAIEです。

さまざまな事業、ブランドを展開しています

タイヤ事業


タイヤ事業

スポーツ事業


スポーツ事業