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家を建てるベストなタイミングは?

家は早めに建てた方がいい?

―「家は早く建てた方がいい」と聞いたことはありませんか?

これは体力があるうちに住宅ローンを完済できる、ローン完済後は土地も家も自分たちの物になって老後も安心などの理由によるものです。

これだけ聞くとメリットばかりで、「早い方がいい」と思うかもしれません。

 

しかし、これは全員に当てはまる”正解”ではありません。

早く家を建てるメリットもあればデメリットもあり、早く建てる方がいい人もいれば、少し待った方がいい人も…。

後悔しない家づくりのために、自分たちに合った適切なタイミングはいつなのか、一度しっかりと検討して見ましょう。

 

タイミングは人それぞれ

では、家を建てるタイミングはいつがいいのか?

実は、ベストなタイミングは人それぞれ違います。

 

ライフスタイルや家族構成、将来設計などの家族背景によって、家を持つべきタイミングは異なります。

子どもがいるのか、転勤はあるのか、介護や同居の可能性などでも違ってきますよね。

それにより、一概に”何歳で建てるべき”と言えないため正解がなく、「早い方がいい」という意見と「急ぐべきではない」という意見の両方が存在しているのです。

家を建てるタイミングはそれぞれのため、これらの家族背景を把握した上で”自分たちなりの正解=ベストなタイミング”を見つけていくしかありません。

 

ライフプランをもとに考える

その”正解”を見つけるために最適な方法が、『ライフプランを立てること』です。

ライフプランは人生の設計図と言われており、自分たちの背景を知るにはピッタリの材料です。

 

ライフプランを立てることで、自分たちのライフスタイル/イベント、今後のお金の流れや将来設計まで把握することが出来ます。

勢いだけで進めて「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、まずは簡易的な形でもいいので考えてみましょう。

実際に書き出して「見える化」することで、建てるべきタイミングや家づくりに使える金額が明確になりますよ。

 

ここからは実際に家を建てた方々を参考に、ベストなタイミングを探していきましょう!

 

 

ライフプランから考える家づくりのタイミング

家づくりを考えたきっかけとして多く挙げられるのは、「ライフステージの変化」です。

結婚や妊娠・出産、お子様の成長、子どもの独立、親との同居などの変化がきっかけになることが多いようです。

実際にユウキホームのお施主様も、このようなタイミングで家づくりを考え始めたという方が多いです。
>>>お施主様の声を見る

 

よくきっかけとして挙げられるライフイベントは、以下の4つです。

 

01|結婚

大きなライフステージの変化と言える結婚。

1人暮らしの頃とは違い、将来を見据えて家づくりを考え始める場合が多いようです。

 

02|子どもの誕生や成長、独立

子育て世帯の住宅取得率が高いことからも、子どもの誕生や成長は大きなきっかけとなることが分かります。

子どもが出来たことによって賃貸の不便さや狭さを感じ、小学校入学までにと家づくりを考え始めるようです。

 

また、子どもの誕生だけでなく、独立もきっかけとして挙げられます。
進学や就職などにより、夫婦の老後を考えて住みやすい家を建てるというような場合です。

 

03|親との同居

親との同居は、将来の介護や子育ての協力などによる理由が多いようです。
一緒に住むことでお互い安心でき、助け合える関係を築きやすくなります。

しかし、一緒に暮らすことはメリットばかりではないため、どのような暮らし方をするのかよく話し合い、工夫することが大切です。

 

04|周囲の人からの影響

友だちや親戚、職場の同僚など周囲の人が家を購入し、話を聞いたり実際に見たりすることで、家づくりを考え始める場合も多いようです。

それまで家づくりにあまり興味がなかった方も、見聞きすることで良さを感じて興味を持つこともあります。

 

+α|経済的な理由

上記4つ以外にも、

 ・家賃がもったいない
 ・今なら補助金や優遇制度が利用できる
 ・住宅ローン金利が下がった、これから上がる前に
 ・定年までに無理なく返せるうちに

などの経済的な理由も多く挙げられます。

 

これらの様々な要因が重なって、家づくりを考え始める場合が多いようです。

 

 

データを参考にした家づくりのタイミング

今度は、国土交通省の”令和6年度住宅市場動向調査”の結果を参考に、年齢・年収のタイミングを分析していきます。
※下記グラフは調査結果をまとめた物です。

 

新築注文住宅を建てた年齢

新築の注文住宅を建てた世帯主が最も多い年代は30代で43.7%を占めており、次に多いのは40代で18.6%となっています。
世帯主の平均年齢も42.1歳と、30~40代で住宅を建てようと思う方が多いようです。

昨年の令和5年度の調査でも、30代が42.1%と最も多く、次いで多いのは40代の22.8%でした。
世帯主の平均年齢も42.1歳と、今年度と同じ平均年齢となっています。

 

30代は家族が増え、仕事が安定してくることが多いため、多くの方が家づくりを考え始めやすいタイミングなのかもしれません。

 

注文住宅を建てた方の平均世帯年収

こちらは注文住宅を建てた方の平均世帯年収を表したグラフです。

最も多い価格帯は600万円以上800万円未満の20.7%ですが、400万円以上600万円未満も20.0%とあまり変わらない割合でした。
平均世帯年収は、907万円となっています。

こちらも同様に昨年の令和5年度の調査結果と比べてみると、600万円以上800万円未満が22.2%と最も多く、次いで400万円以上600万円未満の19.1%でした。
平均世帯年収も915万円となっており、今年度の結果と比べてもあまり差はありません。

 

この結果を見ると、世帯年収が400~800万円の家庭が全体の約4割を占めており、家づくりを考え始める年収のラインのようです。

 

 

しかし、これらのデータはライフプランや返済負担率、建てる住宅によっても大きく変わってくるため、あくまでも目安として捉えておくことをオススメします。

参照)国土交通省HP 住宅市場動向調査(令和6年度)

参照)国土交通省HP 住宅市場動向調査(令和5年度)

 

 

各年齢別の家づくり

ここからは各年齢ごとのメリット・デメリット、シュミレーションした場合についてご紹介します。

 

住宅ローン完済年齢一覧表

以下は、35年ローンを組んだ場合の各年齢別の完済時年齢をまとめた表になります。

※この返済期間は前述の国土交通省の調査結果に基づいており、返済期間の平均は35年前後となっています。

 

借入時の年齢 完済時の年齢 返済期間
25歳 60歳 35年
30歳 65歳
35歳 70歳
40歳 75歳

 

各年齢別のメリット・デメリット

① 20代

▶メリット

・借入期間を長くでき、月々の返済負担も抑えられる
・35年ローンでも定年前に完済でき、その後は老後資金などに回せる
・体力があるうちに返済でき、健康なためローン審査も通りやすい

▶デメリット

・勤続年数や年収が足りない場合、希望額を借入できないことがある
・家族構成やライフスタイルの変化、転勤などの影響を受けやすい。

 

②30代

▶メリット

・家族構成や収入などが安定し、比較的家づくりを進めやすい状況
・子育てや通学などを考慮した家づくりがしやすい
・30年前後の長期ローンでも、おおよそ定年までに完済できる

▶デメリット

・育児や教育費とのバランスを考える必要がある
・転勤や転職、家族が増えるなどの変化はまだ起こりやすい

 

③40代

▶メリット

・頭金を多めに用意できるため、審査に通りやすい
・住まいに対する価値観が明確になる
・教育費のピークと被りにくく、ライフプランもほぼ固まっている

▶デメリット

・返済期間が短くなり、毎月の返済額が多くなる傾向にある
・老後資金の貯蓄とのバランスを考える必要がある

 

30代と40代のシュミレーション

前述のデータで建てる人が多いとされた30代と40代を、さらに詳しく比較していきます。

項目 30代で建てる場合 40代で建てる場合 主な違い・注意点
返済期間 長期ローンで組む場合が多い 20~25年で完済を目指す場合が多い 月々の負担と総利息に差有り
頭金の準備状況 300~800万円が平均的 800~1,500万円以上用意される方も多い 40代の方が借入額を抑えやすい
教育費との重なり 教育費のピークとほぼ同時期 教育費のピークが終わっている場合が多い 30代は教育費とのバランスを考える
子どもの年齢 子どもが小さく、全部屋を使う時期が長い 子どもが大きいため、子ども部屋の使用期間が短い 40代は子ども独立後の空き部屋対策が必要
老後資金との両立 老後資金の貯蓄に時間がある 完済が定年後の場合もあり、老後資金の準備と重なる 40代は老後資金を意識した返済計画を

 

【両者の違い】
① お金の重なり
(30代:全てが同時期に重なりやすい、40代:短期間に圧縮されて重なる)

② 起こりうるリスク
(30代:予想外の変化が起きやすい、40代:健康や定年などの時間的制約)

③ 余白の種類
(30代:資金の余白△、40代:時間的余白△)

 

【比較結果】
・30代は時間的余裕はあるが、将来の不安定さ(仕事や家族構成、貯蓄面など)がある

・40代はライフプランが固まり安定感は増すが、時間的余裕が少ない傾向にある

 

 

このように、30代だから余裕がある訳でも40代だから遅いわけでもなく、どの年代でもそれぞれにメリット・デメリットがあり、大切なのは人生のイベントとの重なりをどう設計するかということです。

 

そのためにも事前にライフプランを立てる必要があり、各家庭によってそれは異なるため、自分たちに合ったタイミングを見極めて計画していくしかありません。

 

 

最後に|実際に家づくりをする際は…

家づくりの流れ

① 土地探し
② 間取りを考える
③ 予算を合わせる

という順番ではなく、

① ライフプランを立ててみる
② それをもとに、無理のない予算を決める
③ 予算の範囲内で、土地・間取りを考える

 

家を建てるタイミングの判断基準

感情で判断×

・周りが家を建てているから
・家賃がもったいないから
・金利が上がりそうだから

 

指標から判断〇

・将来の収支バランスが成立するか
・教育費や老後資金を確保できるか
・毎月の返済で家計がひっ迫しないか
・多少の変化に耐えられる余白があるか

 

 

このように家づくりを最終目的にせず、『無理のない人生設計の中に家がある』ようにすると、建てた後の後悔を防ぐことが出来ます。

 

ライフプランを自分たちで立てるのが大変という方も、今はネットでシュミレーションが出来る時代となっているので、ぜひ活用してみてください。

ネットでは不安、実際に相談したいという方は、無料相談会も定期的に開催しておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 

この記事のまとめ

  1. 家を建てる時期に、正解はありません。
  2. 参考として、家を建てた方で最も多い年代は30代で約4割を占めており、平均年齢は42.1歳となっている。
  3. それぞれの家庭によって適切な時期は異なるため、ライフプランを立てて”自分たちなりの正解”を見つけることが大切。

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