家づくりのポイント
新ZEH GX ZEH

GX ZEH
9月26日、経済産業省からZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の新しい定義「GX ZEH」が公表されました。
2030年及び50年の政策目標達成に向け、戸建てではGX志向型住宅と同等の水準に、再生可能エネルギー、高度エネルギーマネジメント、蓄電池の導入を要件化しました。また、ZEH+Mも同様に外皮性能や一次エネルギー消費量の要求水準を引き上げ、2027年4月から適用が開始されます。
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戸建て
・断熱等級6
・一次エネルギー消費量削減率35%以上(再エネを除く)
・再生可能エネルギー導入
・再エネ含む一次エネルギー削減率100~115%未満
・高度エネルギーマネージメント(HEMS)導入
・定置用蓄電池の導入(容量は問わない)
推奨
・電気自動車EV充電・V2H設備
新定義への移行にあたっては経過措置が設けられていて、2028年3月までは取得可能となっております。すでに現行の定義で取得したものに関しては、2028年4月以降も使用できます。
断熱等級6、一次エネルギー消費量削減率35%以上は2035年までに義務化されると予想する人もおり、年々仕様があがっていくことは間違いないと私自身も考えております。
戸建て住宅の仕様が上がり、快適に過ごせるようになるのは非常にいいことだとは思いますが、これまでの価格では戸建て住宅が建てることができなくなり、同時に戸建て住宅を取得する人も、どんどん減少することは容易に考察できます。
昨今の物価上昇だけでなく、金利の上昇、人件費の上昇、建物の仕様に関わらず、建築価格が上がっていくことは間違いありません。
戸建て住宅を考えていらっしゃる方は、1年でも1日でも早く建てることをオススメします。