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家を建てるのに最適な年齢は?年代別住宅ローンシミュレーション

家を建てる際には、結婚や出産、お子様の成長に伴う出費を確認しながらライフプランを立てる必要があります。マイホームを検討する際、今の年齢でローンを組むことに不安を感じる方は多いと思います。一生に一度の大きなお買い物に対する不安を少しでも解消したいですよね。家を建てる最適な年齢について考えていきましょう。

住宅ローンは何歳まで組める?

住宅ローンには年齢制限が設けてあり、『契約時年齢』と『完済年齢』の2種類があります。この制限は金融機関ごとに違うので注意が必要です。

金融機関によって、5歳程の差があるため、ローンを組む際にいくつかの金融機関の基準を比べるとよいでしょう。

マイホーム購入者の平均年齢

では、実際に家を建てた人たちは何歳でマイホームを購入したのでしょうか。

(引用元: 国土交通省 令和2年度 住宅市場動向調査報告書

「一次取得者」とは、新築や中古を問わず、初めて物件を購入する世帯主のことを指します。

注文住宅、分譲戸建住宅、分譲マンション共に30歳代が1番多く、次いで40歳代、20歳代となっています。

30歳代が多い背景には「子育て世代が多い」「住宅ローンに通りやすい」ということがあります。

住宅ローンには審査があり、支払い能力の有無や収入などを調査されるため、35歳前後がこの審査に通りやすいと言われています。

年代別のローン返済額

「35歳までに家を建てた方がいい」理由の中には、住宅ローンの返済期間、毎月の返済額も関係しています。

例)借入金額2500万、ボーナス10万、金利2.5%の場合

安定した収入のある定年65歳までに完済するとなれば、年齢が上がるごとに返済期間が短くなり、

それに伴い毎月の返済額が高くなります。30歳と45歳では毎月の支払いに43,000円近くの差が出ます。

そういった点からも、家を購入するのは35歳までがベストだといえるでしょう。

しかし、各家庭によって年収や借入金額は異なるため、40代、50代でも家を購入することは可能です。

まずはライフプランニングを行い、無理のない返済プランを立てることが大切です。

この記事のまとめ!

  1. 住宅ローンを組む際は『契約時年齢』と『完済年齢』を確認し、ライフプランニングを基に無理のない返済プランを立てましょう。

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